インタビュー

Interview

先輩移住者の声

新規就農者

移住者(Iターン)

「農業がしたい!」夫の応援で。

三澤 恵美さん(茨城県出身)、優治さん(神奈川県出身)、夢ちゃん、叶侑くん

飯豊町に移住して5年目


移住のきっかけ

 将来は田舎に住みたい、農業がしたいと言っていた夫が東京で開催された農業人フェアに参加したのがきっかけです。その後、夫と農業を仕事にするためにどうしていくかなど色々と話し合った結果、応援することにしました。子供たちの小学校入学のタイミング、農業で独立する時のタイミングを考えた時に今しかないと思い決断しました。最初こそ、知らないところに行くのは不安だなと思ったりもしましたが、それよりも楽しみな気持ちも大きくなり移住するのが楽しみになりました。


移住までの道のり

 移住まではとても早かったです。夫が農業体験に参加してから、家族で飯豊町を訪れ、役場の方に保育園、小学校、住宅などを案内してもらい、半年もしないうちに引っ越していました。自分たちもびっくりするくらいの早さでしたが、スムーズに引っ越しができたのもいろんな人が協力してくれたおかげだと思います。


住まい探しについて

 役場の方に案内してもらい、アパートを見せてもらい、その中から決めました。雪の心配もあったので、駐車場の除雪がされるアパートを選び、助かりました。子供が通う小学校も気に入り、今の地区にしました。現在は空き家を紹介してもらい一軒家に住んでいます。雪にも慣れてきたので除雪などで困ることもありませんでした。

移住定住コンシェルジュより

 まずは賃貸で集合住宅に住んでみて、雪に慣れてから一軒家に住んでみるのもいいかもしれません。アパートに住みながら、良い物件を探すのも一つの方法です。想像以上に雪は大変です。

参考:定住促進住宅「いいでハイツ」→


移住して困ったことやびっくりしたこと

 保育園の準備で、「内ズック」って何?と思いました。上履きのことなのですが、初めて聞いた言葉だったからなのか、すごく衝撃的でした。方言も最初はわかりませんでしたが、今は慣れてきたと思います。また、雪国が初めてだったので、雪の多さにはびっくりしました。テレビで見るような雪壁の道を歩くのがとても楽しかったです。最初は困っていたことも年々と困らなくなってきたのかなと感じています。

★移住定住コンシェルジュより……上履きは「内ズック」、外履きは「外ズック」。最初は聞きなれない言葉がたくさんあるかもしれません、でも大丈夫!わからない時は「どういう意味ですか?」と聞いてみてください。だんだんと慣れてきます。例えば、ありがとうは「おしょうしな」、おなかいっぱいは「はらくっち」と言います。


現在の仕事について

 新規就農者として働き始めて4年目になりました。夫とともにトマト、きゅうり、わさび菜、ブロッコリーを作っています。1年目はできないことばかりで難しく感じていたことも、今では楽しむことができる様になってきました。作業は大変な事も多いですが、自分が育てたものを美味しいと言ってくれる人がいたりすると、とてもやりがいのある仕事だなと感じます。地域のマルシェなどにも出店し、育てた野菜を販売しています。


今後の展望

 ハウス近くに直売所を作って販売することや農業体験などの人を集めてのイベントなどもやってみたいです。


飯豊町の魅力など

 飯豊町は、自然豊かでとにかく空気がおいしいです。最近感動したのは白川ダムの水没林です。友達にもおすすめしたいスポットになりました。夏は暑く、冬は寒い、当たり前ですがそれをしっかり味わうことができるのが飯豊町だと思います。まだまだ行ったことのない、魅力的な場所があると思っています。

「不安はあるけどだんだん慣れてきますよ!」